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広報と狭報、広めるタイミング、広める相手

2012.11.27【 目黒広報研究所 】

少し屁理屈っぽいかもしれませんが、広報が広く情報を広めることだとすれば、もしかしたら狭報もあるのかなと思いました。大事な情報を狭いコミュニティのキーパーソンのみに伝えるのです。実際に狭報という言葉は、すでに複数の方が使っていますが、もしかしたら私がここで書きたいこととはちょっと意味合いが異なるかもしれません。いまいち広まっていない広報活動という意味で使われていることもあるようですね。

以前お会いしたある起業家(自社のサービスを過去に複数売却している方)は「初期の段階でたくさん広めたら真似されちゃいます。このタイミングではキーパーソンだけに伝えるんです」と言っていました。

企業やプロダクト、サービスのライフステージを考えると、ある程度初期の段階では、その業界のコミュニティのキーパーソンだけに知ってもらうことで一緒に(会社、プロダクト、サービス)を育てていく段階で、効果的なパワー(助言など含む)をもらえます。広めすぎて門外漢の方にミスリードされることも防げます。(狭報)
そして、いざ広めるタイミングにて広報を実施するわけです。
当たり前のことかもしれませんが「広めるタイミング」「知ってもらう相手」って重要かもしれません。